首都 | (行政上は)ネピドー 【実質上の中心都市はヤンゴン】 |
主要言語 | ビルマ語 |
主要民族 | ビルマ系・カレン人・シャン族 等 |
宗教 | 上座部(小乗)仏教 |
通貨 | チャット【1米ドル=約1050チャット】(2009年2月現在) |
ビザ | 必要。現地取得はほぼ不可能なので、事前取得にて。 【滞在可能期間】28日 【料金】25米ドル前後(目安) (2009年2月現在) |
治安 | 軍事政権による独裁国家というイメージが強い為、危なそうなイメージを持っている人も多いが、 実際は治安も非常に良く、旅行者が滞在する分には特に問題はないと言ってもいいだろう。 一方で政情不安による内戦や暴動、反政府運動等が勃発する事もあるが、 基本的にそういった地域には外国人は立ち入り出来ないので、 外国人が滞在可能な地域においては、基本的には安全と判断しても差し支えはない。 但し2007年には観光地でもあるヤンゴンでも暴動が発生したように、 油断は禁物であり、政情不安定な国に居るという意識は忘れない方が良い。 |
物価 | 元々アジアでもダントツに物価の安い国の一つであったが、 インフレがじわじわと進行しており、徐々に物価は上がってきている。 経済的にも鎖国に近い状態が続いているので、海外製品等は非常に高価であり、 物価的には非常にアンバランスな状態が続いている。 なお、宿代や観光地での入場料等は基本的に米ドル払いとなっている。 ちなみにこの国に限っては、銀行で両替するのではなく、 ホテルのフロントや市場等の両替商から現地通貨を入手する事になる。 銀行の公式レートは両替商が提示する実勢レートと比べて相当に低いので、 利用価値は一切ないだろう。但し両替商は看板を掲げているわけではないので(闇?)、 向こう(客引き)から声がかかるのを待つといった、ナンパ待ち的なスタイルで市場へ行こう。 慣れてくれば両替商を兼ねてそうなところは店構えで分かってくるので(貴金属屋に多い)、 もちろんこちらから声をかけても問題はない。但し、一応闇両替かもしれない事はお忘れなく。 【目安】・安宿のバスルーム付き個室: 5米ドル前後 ・安食堂での一品料理: 600〜1200チャット前後 ・所要6時間程度の長距離バス: 4000〜7000チャット前後 |
見どころ | ・ミャンマーの玄関口となる中心都市:ヤンゴン ・中部の寺院巡り:バゴー、チャイティーヨ(ゴールデンロック) ・北部の古都:マンダレー ・北西部の遺跡群:バガン 等 |
個人的所見 | 軍事政権による独裁とか少数民族への弾圧、独立運動による内戦等、 ミャンマーにまつわるニュースにはネガティブなものが確かに多い。 しかし、だからといって必ずしも危険なわけではなく、 むしろ人々は敬虔な仏教徒、かつ非常に親切で温厚な人が多く、 それまでの印象ががらっと変わってしまうという事は決して珍しい話ではない。 そもそも国自体がほぼ鎖国状態であった為、 他の国とは全く違った独特の雰囲気が感じられるだろう。 文化的にも東南アジア文化とインド文化が混じり合ったような感じであり、 アジア諸国の中でも特にインパクトの強い土地であろう。 壮大な遺跡や寺院等、見どころも多く、リーピーターの多い国でもある。 この国にはいわゆる「開放区」と「非開放区」とが存在しているので、 必然的に旅行者の訪問可能な場所は限られてくるのが現状である。 なおビザ取得等、入国条件は頻繁に改正される傾向にあるので、 訪問する場合は事前に情報収集しておいた方が良いだろう。 ビザはバンコクで取得するのが一般的であるが、 バンコクでの日本人へのビザ発給が停止されていた時期もあった。(2008〜2009年等) 2011年5月時点ではバンコクでも取得が可能になったようである。 なお現在の国旗は2010年10月より使われている新しいものである。 |