戦乱の歴史に終止符を打ち、
着実に復興を遂げている誇り高きアンコール王朝の末裔・カンボジア。
同じく戦後復興にいち早く成功し、目覚ましい経済成長を遂げた・ベトナム。
ここでは写真を中心に、この2ヶ国の現地リポートをお伝えします。
★典型的なカンボジアの道路。以前は未舗装状態で土埃が立ち込めるのが常であったが、近年急速に 道路の整備が進んでいる 【北西部・シソポン近郊】 |
★かつてフランス領だった影響か、インドシナ諸国の街中では、フランス統治時代に造られた古いコロニアル風の建築も目に付く。 【北東部・クラチエ】 |
★東南アジア最大の湖・トンレサップ湖では、 水上集落が見られる。この家は犬も飼っている。 |
★バイクや人で溢れかえる首都・プノンペン中心部。 アジアらしい混沌と喧噪の世界だ。 |
★「クメールの微笑」として有名なブッタの彫刻。 【北西部・アンコール遺跡群内・バイヨン寺院】 |
★長い年月の間に大木が絡みついてしまった遺跡。 【北西部・アンコール遺跡群内・タプローム寺院】 |
★タプローム寺院の内部風景。熱帯の樹木の強い生命力が、長い年月の間に遺跡を飲み込んでいくさまがよく分かる。 | ★タイとの国境に建つプレアヴィヘア寺院。この地を巡るタイとの領土問題の緊張化により、遺跡内にも兵士が常駐している。現在も散発的な交戦状態だ。 |
★まぎれもなくカンボジアの象徴であるアンコールワット!国旗のデザインにも使われているほどで、カンボジア人の誇りだ。 【北西部・アンコール遺跡群】 | ★アンコール遺跡群は崩壊の危機に瀕しているものも多く、現在は各国の援助による修復作業が行われている。 【北西部・アンコール遺跡群】 |
★郊外には目立った修復もされておらず、発見当初のようなほぼ手つかずの状態で残されている遺跡もある。 【北西部・ベンメリア寺院】 |
★アンコール遺跡観光の拠点として、多くの観光客が訪れるシェムリアップ。街の整備が急ピッチで進んでおり、 年々賑やかになってきている。 |
★全国的にまだインフラが充分に整っておらず、首都のプノンペンであっても、雨季になるとスコールの後には頻繁に道路が冠水してしまう。 | ★プノンペンでは昔ながらの自転車タクシーがまだまだ健在だが、お隣のベトナム同様その数は減少中で、移動の主流となるのはバイクタクシーだ。 |
★最大の都市・ホーチミン名物のバイクの洪水。街の至るところにバイクが溢れかえっている。交通マナーの概念も薄く、交通事故はもちろん多い・・・はず。 | ★ベトナムも屋台文化圏。特に夕刻になると多くの露店が至るところに出て、仕事帰りの人々で賑わう。非常に簡素な小型イスが特徴的だ。【中部・フエ】 |
★南部のメコンデルタ地帯は肥沃な土壌に恵まれ、 農業や漁業が盛んだ。この地域では水上集落も多く見られる。 【南部・チャウドック】 |
★中部の古都・ホイアンには以前(江戸時代初期)、日本人町が作られていたそうで、この橋は当時に造られたものの名残と言われている。 |
★中部の古都・ホイアンは中国文化色も強く、さらにはフランス統治時代のコロニアル建築も多く残り、異国情緒に満ちた人気の観光地となっている。 | ★旧宗主国であるフランスの文化の名残か、周辺国(ラオス・カンボジア)同様、ベトナムでもフランスパンが日常的に食される。 【中部・ホイアン】 |
★学生の下校風景。河川の多いベトナムでは橋の整備がまだ充分ではなく、船も重要な交通手段だ。女学生の白いアオザイがたまりません。【ホイアン】 | ★首都ハノイはホーチミンほどの規模ではないが、旧市街には古い街並みが残り、賑やかな商店街エリアを形成している。 |
★ベトナム最北部のサパには山岳民族が多く、ベトナム人にとっての避暑地としても人気の場所だ。 | ★民族衣装姿のモン族の子供たち。 すっかり観光地化されており、子供の時から土産物売りに精を出す。【サパ】 |
★ベトナムにはキリスト教徒も多く、各地で立派な教会を見かける。特に山岳民族にはキリスト教徒が多い。【サパ】 |