・広大な中国。ここでは雲南省に絞ってご紹介します。
ちなみに雲南省だけでも日本の面積とほぼ同じです・・・。
省都 | 昆明 |
主要言語 | 中国語(雲南方言だが標準語の通用度も高い。) |
主要民族 | 漢民族・イ族 |
宗教 | 儒教・道教・大乗仏教 |
通貨 | 元【1元=約12・5円】(2011年5月現在) |
ビザ | 15日以内の滞在はビザ不要。 (2010年9月現在) |
治安 | 開放政策に伴って急激な経済成長を遂げているが、 その反面、貧富の差の著しい拡大が問題になっており、都市部を中心に治安は悪化している。 中国の中でも辺境の地である雲南省ではあるが、 例にもれず犯罪発生率は上昇傾向にあるという。 但し旅行者的視点から見ると、大きな問題ではないといったレベルではある。 |
物価 | 中国国内は物価や所得の地域格差も大きく、 その中では辺境の地である雲南省は群を抜いて物価が安い地域と言える。 日用品等は相当安い中国ではあるが、そのバランスから見ると交通費はずいぶん高い。 【目安】・安宿のバスルーム付き個室: 50元前後 ・安食堂での一品料理: 5〜8元前後 ・所要6時間程度の長距離バス: 75〜100元前後 |
見どころ | ・春城の異名のある省都:昆明 ・北部の古都:大理、麗江 ・南東部の景勝地:元陽【棚田が見事!】 ・亜熱帯地域に属する南部景勝地:シーサンパンナ・タイ族自治州 |
個人的所見 | 広大な中国。その中の雲南省だけでも日本の国土に匹敵するほどの大きさである。 雲南の省土の大半は山岳地帯となっており、非常に風光明媚な地である。 漢民族との生活様式・文化等の同化が進んでいるとは言え、 今でも多くの山岳民族が生活しているだけに、中国の中でも独自の文化を保っており、 昨今では中国人にとっても非常に人気の高い国内旅行先となっている。 元々は「辺境の地」という位置付けではあったが、 近年では急速に開発が進んでおり、高速道の整備等で一気に旅行しやすくなった感が強い。 但しその反面、開発に伴って景観や風情が損なわれていく事が危惧されているのも現状である。 インパクトのある見どころも多く、物価も中国の中では格安と言うことから、 中国にしては(?)非常に居心地の良い環境で、日本人・欧米人問わず長期滞在者も多い。 |